今週も、ご訪問下さり、ありがとうございます
今週は、シェパード・メソッド・ピラティス、リサの
クライアント「キャサリン ウルフさん」のお話です。
キャサリンは、写真右です
モデルだったキャサリンは、6年前、26歳の時、
脳幹卒中で、突然倒れてしまいました。
生まれて6か月の子供がいて、まさに幸せ絶頂の時に
彼女を襲った不幸でした。
状況はひどく、医者も「助からないかもしれない」と
言ったようですが、16時間の手術を経て、
奇跡的に一命を取りとめました。
しかし、手術で小脳の60%が除去された為に、
その部分が司っていた体の動き、体のバランスを
取る部分に障害が残り、右半身が極端に弱く、
マヒした状態になってしまいました。
彼女はバランスを取って歩くはもちろん、
人の補助がないと立つこともできない状況でした。
また、そのマヒの為に、喋ることや食べることも
できませんでした。
人の補助がないと立つこともできない状況でした。
また、そのマヒの為に、喋ることや食べることも
できませんでした。
ひどい複視や極端な難聴、顔のマヒも残り、
手もスムーズに動かない状況だったと伺いました。
また、リサのクラスを週に2回、半年ほどレッスンを
繰り返した頃に転んでしまい、脛骨を複雑骨折して、
それ以来、脚に鉄の棒を入れて生活されています。
下の写真は、脚の手術後、
リサとリハビリを行う、キャサリンです
そして、昨年もまた手術を受け、
脳の動脈瘤を克服されています。
これまで、合計2年半ほど、リサのクラスを取り続け、
全力で回復に向けて努力を続けられている、
キャサリンです。
リサ曰く、「非常に厳しい状況だが、彼女には”治りたい”
という強い意志と、絶え間ない努力を続ける能力がある。
彼女は必ず回復するだろう。」と言っています。
リサ自身が、脳腫瘍の植物人間状態から
回復してきた人なので、キャサリンが、どれだけ
大変な努力を続けているかが、身を持って分かるのだと思います。
(リサのこのストーリーは、こちらのブログページをご覧ください
「脳腫瘍からの奇跡のカムバックストーリー」 2014-03-09)
一度、リサとキャサリンが、
「自分に起こったことをどう思うか」
「自分に起こったことをどう思うか」
という話になった時、キャサリンは
「誰でも、何らかの”問題”があるよね。ただそれだけ。」
と言ったそうです。
こんな大変なことに直面している方が、こんなことを
口にされるなんて、やはり、私を含めて普通の人の
「意識のレベル」にいる方じゃないですよね。
私も本当にキャサリンの回復を心から
お祈りしたいと思います。
最後に、こちらのキャサリンのビデオを
是非、ご覧になって下さいね。
私が言うのもおこがましいですが、まだ、
彼女の完全回復までは時間がかかるかもしれません。
ですけど、手術後、全く喋れなかった彼女が、
ここまでこれたのも、彼女の状況で、
ピラティスを週に2回続けてきた
彼女の努力の賜物だと思いませんか?
確かに、ピラティスはすごいです。
ピラティスを、もし選んでなければ、ここまで
彼女は回復してないかもしれません。
でも、それを2年半続けてきたキャサリンと
それをサポートしてきたリサの
努力の賜物以外の何物でもないと、
私は思いました
シェパード・メソッド・ピラティスとは・・・
ジョセフ・ピラティスに指導を受けた ロン・フレッチャーの愛弟子、
リサ・シェパードのスタジオです。
スタジオで教えられているカリキュラムが、PMAの認定を受けています。
クラシカルスタイルです。
リサは、35年以上のピラティスの指導経験があり、
多くのテレビ番組・新聞等で特集されています。
-ピラティススタイル
-フィットネスエキスパート(TNNアメリカンマガジン)
-ショッパーズテレビジョンネットワーク
-KTLA モーニングショー
-LA TIMES
*著書の一つに、こちらがあります。
「Pilates! A gentle formula to a strong body」
*リサは、アメリカで著名な整形外科院である
以下の二人の整形外科医
の指示のもとで、 セラピスト達にピラティスを教えています。
Theodore B. Goldstein, MD
Brad L. Penenberg, MD
*リサは、サンディエゴで開かれる、2014 PMA annual meeting
のプレゼンターを務める予定です。
のプレゼンターを務める予定です。
それでは、また来週