ランナーの為のピラティス

今週も、ご訪問下さり、ありがとうございます
先週は、男性競技者の多いアスリート
を例にとって、ピラティスを取り入れるメリット
を簡単にお話ししました。
今週は、それを少し深く彫り込んで
お話ししてみます。

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ランナーがピラティスをトレーニングに
取り入れるメリットには、大まかに分けると、
以下のものがあります。
1.呼吸法の改善
2.骨格のずれを治す
3.筋肉の強化と柔軟性
4.体幹の安定とバランス
ひとつひとつ見ていきましょう
1.
良い呼吸法はランナーにとっては非常に大切ですよね。
ピラティスで重要視される呼吸法は、肺の筋肉
を強化し、吸込める酸素のキャパを広げます。
また、それに伴い、筋肉の塊である心臓のキャパも
広がりますので、ランナーにとってピラティスは
効果的なトレーニングとなります
2.
ピラティスを通して、骨格が改善されれば、姿勢も
良くなりますが、それが効果的な呼吸をもたらします。
姿勢が良ければ、バランス良く筋肉が動作し、
効率的なランニングフォームに繋がり、
選手のパフォーマンスもアップします。
3.
ピラティスを行うことにより、ランナーの筋肉は、
強化されると同時に、柔軟になります。
これは、ランナーにとってパフォーマンスをアップ
させる上で、必要不可欠なものなのです。
筋肉が柔軟であれば、ランナーのフォームは
よりダイナミックに、ストライドはより大きくなります。
そして、強い筋肉のために、ランナーはより強く
地面を蹴って走ることができるようになります
4.
最後に、ピラティスを通して、ランナーの体幹は
強化され、安定し、バランスも良くなります。
体のバランスを司っているもののは、
まず足です。
そして、最終的に足に影響を及ぼして
いるのものが体幹になるのです。
足は地面に接触して、立つ、歩く、走る
という動作の基本になっていますよね
その為、足の動きが良くないと、走る際、
体が不安定になりやすいと言えます。
通常、足が動く際には、足首が、
回外と回内の動きを交互に
繰り返します。
が、中には、地面を蹴るまで
足首が回内に動いた後、回外にうまく
切り替わりにくい方がいます。
こういう方は特に、走る際、足首の関節
が不安定になりやすいのです。
つまり、回内のみになりやすい足の動き
を改善できれば、足首の関節も安定し、
予期せぬ怪我を防げるようになります。
それを改善するには、足への意識を
変えると同時に、体幹を変えていく
必要があります。
通常、足の動きが良くない人というのは、
それが下肢から骨盤に連鎖し、
体幹へと悪循環で波及していくものです。
なので、逆にピラティスを通して、体幹が
強化されれば、上肢の位置や動き方も
変わり、フォームも改善されやすくなるという
わけですね。
それでは、また来週

 

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