今週も、訪問くださり、有難う御座います
先週は、ゴルフ、スノースポーツ等を初めとする
いくつかのスポーツにピラティスがどのように
活用されるのかをお話ししました。
今週は、スポーツの怪我でもっとも数の多い
「膝」の問題にピラティスがどのように
活用できるのかを、お話していきます。
活用できるのかを、お話していきます。
膝の怪我には、一時的な突発性のアクシデントで起きたものから、
長い年月、膝を酷使したことを原因としたものまで様々ですが、
特によく見られるのは、お尻と足首の関節がうまく機能して
いない為に起きるものです
膝を中心として、その上方と下方の関節の「ずれ」と、
ランニングやサイクリングなどの、膝を繰り返し使用する
エクササイズとのコンビネーションが、膝の関節組織を
摩損させ、ダメージを蓄積させるのです。
最もそのダメージを受けやすい箇所は、膝頭の周りの腱
と関節の側面に位置する衝撃吸収の為の半月板で、
適切なリハビリ治療が施されなければ、膝機能の低下や
ひどい痛みに繋がることがあります
ピラティスは、これらの関節のずれを矯正し、問題のある
関節の周りの筋肉を強化することによって、膝が正しく
動作し、機能するようにさせる力があります。
例えば、膝の本来の機能は、曲げることと伸ばすことですが、
もし膝を曲げる際、内側や外側方向に曲がってしまうと、
お尻の関節の動きにも影響してしまいます
もし、お尻の関節が適切に動作しなければ、膝の周りの
筋肉がどれだけ強くても、膝はねじれて動作してしまう
ようになり、結果的に関節のずれに繋がる可能性が高くなります
ピラティスを行うことで、お尻の関節にずれが発生しないように、
コントロールすることができるのです。
そして、それが、お尻と足の中間に位置する膝関節の
正常な動作機能にも役立ちます。
また、これが例えば、ランニング中やジムでウエイトを上げようとして
いる際に、膝関節をねじるような動作を、誤って行ってしまうのを
妨げてくれるのです。
確かに、ピラティスを行っても、すぐに回復することはありません。
回復までにどの程度かかるかは、どの組織がどの程度の
ダメージを受けているかで変わります。
また、治療を始めるまでにどのくらい放っておかれたか、
や、その痛めた膝をカバーする為に、周辺の部分がどの程度
や、その痛めた膝をカバーする為に、周辺の部分がどの程度
過度に使用されていたかに依ります。
ですが、少なくとも、ピラティスを行うことで、
膝の機能を回復させるために、治療を行っている人々の
生活を少しでも容易にすることはできるのです
それでは、また来週