こんにちは、LALA STYLE(PSGA USA)代表 MASAKIです。
今週もLAから、ピラティス情報をお知らせします
アメリカのピラティススタジオでの話です。
20年間、ピラティス指導をしているマスター
がいるのですが、時々、ヨガの先生がピラティス
のレッスンを受けに来るそうです。
ピラティスのルーツには、ヨガも含まれるし、
ただ興味があって来るのかなと思いきや、
それだけではない方もいるそうです
では、どんな理由だと思いますか
実は、ヨガのレッスン中に、怪我をされる
先生もいらっしゃるみたいで、そのリハビリ
の為に、ピラティスを受講されているよう
なのです
もちろん、怪我される方は多くはないのですが、
きちんとした所で資格も取られたヨガの先生達
でも、こんなことがあるんですね
その中の1人から、こんなコメントを
頂いたそうです。
「ピラティスのお蔭で、ヨガのポージングの際、
どのように体をサポートすれば効果的か、
より深く理解できました」
ピラティスとヨガは、体に不可欠な別の
ベネフィットが得られるので、ご興味が
ある方は、両方とも継続するのが良いと
言われます
でも、やっぱり、多くの方は、その時間を
作るのが大変ですよね
このヨガの先生達も、レッスン指導に忙しくて、
ピラティスのクラスを続けて受講する時間を
取るのが、難しかったようです
こういう状況だと、ついつい、ご自身の
ストレッチ等、メンテナンスもスキップ
しがちになって、最悪の場合、今回の方達
のように、怪我をしてしまいます
さて、柔軟性を高めるには、様々な
ポージングを行うヨガの方が、やっぱり
ピラティスよりも効果的だと思いますか
もちろん、ヨガの要素も不可欠で、
非常に効果的な部分はあります
が、もっと大切なことがあるんです
効果的に柔軟性を高めるには、
体を柔軟に動かす為の『システム』を稼働
させる方が重要なんです
ピラティス氏は、こんなことを言いました
“True flexibility can be achieved only when all muscles are uniformly developed.”
本当の柔軟性とは、全筋肉が均一に強化された場合にのみ、達成される。
つまり、「私達の体はスイッチが入ると
起動する『システム』であると。
例えば、体のある部分が上がると、
他の部分が下がります。
ある筋肉が収縮すると、逆の筋肉
(拮抗筋)は伸びますよね
そういう、何かが動いた時に、その他の部分が
的確に反応する『システム』を効果的に機能
させることで、柔軟性は確実に向上すると
ピラティス氏は言ったのです。
このボディメカニクスを、効果的に
ピラティスでトレーニングすることで、
この『ワークリリースシステム』
が発達すると
そして、この『ワークリリースシステム』
の発達の為に、柔軟性も高まると
いうわけです
私達の脳は、とても優秀です。
ある部分の筋肉をリラックスさせる時、
その他の筋肉でその部分がサポートされる
ことを確認します。
そして、他の筋肉でそこがサポートできない
と力を抜かせないという仕組みになっています。
例えば、立位で、身体の全筋肉をリラックス
させると何か起きるでしょうか
体は、倒れちゃいますよね
脳は、こういう状況を引き起こさないような
仕組みになっているのです。
つまり、直立して、脚やコアが、しっかり機能
しているのを確認して初めて、肩や腕を下げ、
その部分をリラックスさせる指令を出す
というわけです。
これも、『ワークリリースシステム』が
か的確に機能している一つの例ですね
体を柔らかくする上で大切なのは、
無理やり、柔軟運動の体勢になって、
その体勢のまま、体全てをリラックス
させる事ではありません。
私も時々、これ、やってしまいます
大切なのは、スムーズに、そして優雅に、
終点のポイントから次の新しいポイント
へと動くこと。
その際、バランスをとり、できる限り
大きな可動域をキープしながら、体を動かし、
『フロー』を作っていくことが大切なのです。
その際、ハードに動く筋肉もありますが、
『ワークリリースシステム』が、きちんと
機能していれば、他の筋肉が、この動き
をサポートする為、自然とストレッチを
行うようになるのです
ピラティスを行い、インナーマッスルを強化
することで、体全体の労力は少なくなり、
非常にスムーズで優雅な動きができるように
なります。
その時同時に『ワークリリースシステム』
の効率化も進むのです
そして、本当の意味での柔軟性を
手に入れることができます
また、柔軟性の限界に対して自分を追い込める
強さが身に付くだけでなく、体に対する意識が
高まり、コアを更に上手にコントロールする
こともできるようになります
これが、柔軟性を高めるには、ヨガよりも
ピラティスを先に行った方が良い理由です
マットワークは、自重を活用して、
この『ワークリリースシステム』の
効率化を促進します。
リフォーマー、チェア、キャデラック等も同じ
ように機能しますが、唯一違うのは、
イクイップメントの場合、スプリングの抵抗
を活用することです。
スプリングの伸びと跳ね返りは、まるで、
筋肉の伸び(ストレッチ)と跳ね返り
(リリース)のように機能しますね
さて、柔軟性促進に役立つエクササイズや
その指導法も含めたワークショップを
東京練馬と名古屋で開催します。
もうすぐ、最終締め切りなので、
ご興味ある方は是非、ご検討下さいね
【体の硬いクライアントの指導法】
東京練馬 12/7
http://psgajp.com/wp/tokyo-dec2018/
名古屋 12/15
http://psgajp.com/wp/nagoya-dec2018/
【12月PSGAワークショップ】
【今回の全テーマ↓】
体の固いクライアントの指導法~柔軟性を効果的にアップするには?
オフィスでできる簡単ピラティス
音楽に合わせて、楽しくリズミカルに痩せるピラティス
シニアピラティス
再現!ロマーナのマットリフォーマーピラティスレッスン
下半身の疾患の為のピラティス~X脚、O脚、股関節、膝編
^^^^^^^^☆お知らせ☆^^^^^^^^
【PSGAマット一般養成@宇都宮】
宇都宮で最初のPSGA養成コースです
初・中級コースと上級コースをご用意しました。
日程:
マットⅠ&Ⅱ:2019/1/11, 18, 25, 2/1
マットⅢ :2019/2/8, 15
料金(税別):
マットⅠ&Ⅱ:定価400,000円⇒ 早割300,000円
マットⅢ :定価100,000円⇒ 早割50,000円
※早割価格は12月20日まで
指導:加藤千絵エリアマスター
詳細はこちら↓↓
http://psgajp.com/wp/training-january/
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【PSGA養成コース体験会】
PSGA指導者養成コースで、
参加者が実際に学ぶエクササイズのデモと、
その解説を含む、養成コースの体験会を開催します。
養成コースの雰囲気を味わえる体験会です。
今回は、グランドエジュケイターである
ヘザー・レオンも講師を務めます
【リフォーマー養成コース体験会 東京】
2018年12月7日(土) 10:00~11:30
http://psgajp.com/wp/trial-2tokyo/
【マット養成コース体験会 名古屋】
2018年12月15日(土) 9:00~10:30
http://psgajp.com/wp/trial-2nagoya/
今後の養成コース体験会予定はこちら↓↓
http://psgajp.com/wp/schedule-trial-2/
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【ワークショップ動画】
「アスリートの為のピラティス」
「ゴルフピラティス」
「上半身の疾患に対応するピラティス」
「下半身の疾患に対応するピラティス」
「腰痛や脊柱疾患に対応するピラティス」⇚新作!
参加費約38000円(約4時間)のワークショップを
動画にて、割引価格でご提供中です↓↓
https://pilatesamerica.net/workshop/
【私達のワークショップ映像の特典】
・当日配布されたマニュアルも、ご覧になれます。
・何度でもオンライン動画をご覧になれ、より深く理解できます。
・日本語通訳も含まれております
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【ワークショップテーマ募集中】
最近、ピラティスワークショップが
日本でも、沢山開催されてますね。
しかし、その中でも、本当に興味のあるテーマ
はなかなか見つからなかったりします・・・
また、テーマは興味あっても、
講師のレベルが分からないと
参加するかどうか迷ってしまいますね。
そこで、学びたいと思われる、
または、知識を深めたいテーマ
を教えて頂けますか?
私達は、年に数回、日本の大都市で
第2世代マスターのワークショップを開催して
いますから、お近くにも参ります!
また、ピラティスエルダー達に直接認定され、
日本よりもはるかに競争の激しいLAで
勝ち残ってきた第2世代のワークショップなら、
レベルを心配されることはありません。
宜しかったらこちらのサイトから、
興味のあるテーマを教えて下さいね。
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本場の第2世代のピラティスに興味ありますか?