サイクリストのためのピラティス

今週も、ご訪問下さり、ありがとうございます
今週も、男性競技者の多いサイクリスト
(競輪を含めて自転車競技者達)
を例にとって、ピラティスを取り入れる4つの
メリットをお話しします。

 

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自転車競技者にとって、効率性を向上させることは、
非常に重要です
より少ない消費エネルギーで、より高いパワーを発揮できれば、
より速く、そして長く走れますからね。
自転車上で、良いポジションを維持することも重要です。
素人の方によくあるのですが、早くこぐ為に
上半身を左右についつい動かしてしまいますよね。
それを静止したままで、スムーズにペダルをこぎ続けることで、
エネルギーの浪費や、筋肉と関節を必要以上に酷使することを
避けられるのです。

 

この効率性を効果的に高める為に、
ピラティスが貢献できる方法は4つあります。

 

1.コアの筋肉強化
ピラティスは、コアの筋肉を強化するのですが、
自転車選手の体を安定させるのに重要なのが、
この筋肉なのです。

 

コアの筋肉を強化することで、脚を動かしながらも
背骨を正常な位置に留めることができるのです。
これを行うことで、サイクリストは、出せるパワーの量が
増え、バランス感覚が養われ、自転車を自由自在に
使いこなすことが可能になります。

 

2.柔軟性と姿勢の改善
ピラティスは、筋肉の強化とストレッチを通して、
柔軟性と姿勢を改善し、筋肉が硬くなりすぎたり、
不必要に短縮するのを防ぎます。
これは、怪我を未然に防ぐのに役立ちます。
つまり、「自転車選手特有の筋肉」がアンバランス
に発達した状態を治すのに有効なのです。
自転車選手に共通した問題で、
ピラティスがその治療に役立つものは、
以下のものがあります。
・腰の屈筋、膝腱、大腿四頭筋、すねの筋肉の硬化状態
・足首の関節が通常範囲以上に動く状態
・臀筋が弱い状態
・肩、前腕の過剰使用と脚上部の神経の痛み
・胸筋、首と上半身背中の筋肉の痛み
・硬い骨盤と背中から引き起こされる腰の痛み

 

3.手足の骨のずれを治す
ピラティスは、また手足の骨のずれも改善するよう、
働きかけます。
つまり、手足の骨には安定性が戻り、それが
、ペダルをこいでいる時に起こりやすい
怪我から、膝や足首を未然に防ぎます。

 

4.強靭な筋肉
最後にピラティスは、筋肉を強靭にしますが、
それは筋肉の大きさを変えずに可能なのです。

ピラティス以外のエクササイズで、筋肉を強化
しようとしたら、ウエイトトレーニングを行う事が多いので、
筋肉は外側に付き、その部分は拡大し、体重は
増えてしまいます。

そうなると、サイクリストのパワーとウエイトの比率が、
悪くなることが多いのですが、ピラティスでインナーマッスルを
強化すると、筋肉を強化しながら、その比率を改善することが
可能なのです。
それでは、また来週

 

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